よみがなと翻訳情報の概要

  • GTFSデータ内の漢字表記によみがなをつけます。また、日本語を英語その他の言語に変換するための情報を設定します。
  • バス停(標柱)名のよみがなは必ず設定します。(←GTFS-JP仕様書)
    • (理由)国内の経路検索サービス事業者においてよみがなが必要である。
  • 翻訳対象となるのは、末尾に”name”、”desc”、”url”、”headsign”が付いているフィールドに設定されている日本語(漢字)です。
  • 次の2つの設定方法があります。混在していても構いません。
  1. 翻訳対象語のテーブル名とフィールド名を指定し、その中のどの語を翻訳するのかをIDで指定する。(record_idを用いる方法)
  2. 翻訳対象語のテーブル名とフィールド名を指定し、その中の翻訳対象語そのものを記述することにより指定する。(field_valueを用いる方法)

table_name(テーブル名)【必須】

  • 翻訳する語を含むテーブル名を設定します。拡張子(”.txt”)は付けません。

field_name(フィールド名)【必須】

  • 翻訳する語を含むフィールド名を設定します。

language(言語)【必須】

  • よみがなの場合はja-Hrktと設定します。外国語への翻訳の場合は翻訳先の言語を2文字のISO639-1コードで設定します。
    • 例:en(英語)、fr(フランス語)、ko(韓国語)、pt(ポルトガル語)、zh(中国語)
    • ISO639-1コード

translation(翻訳先言語)【必須】

recode_id(レコードID)、record_sub_id(レコードサブID)【条件付必須】

  • 翻訳対象をIDで指定します。例えば、標柱名を翻訳するときはrecode_idに対象のstop_idを設定します。
  • ただし、stop_headsignを翻訳するときはrecord_idに対象のtrip_idを設定し、record_sub_idにstop_sequenceを設定します。record_sub_idを使うのは、stop_headsignの場合だけです。
同一漢字で読みが異なる場合の設定
  • 漢字が同じで読みが異なるバス停(標柱)がある場合には、record_idで設定します。